POTENZA（ポテンツァ）はマイクロニードルを皮下へ刺入し、針先からRF（高周波）エネルギーを出力させ毛穴、小ジワ、ニキビ跡や肝斑といったお肌のトラブルを改善に導く医療機器です。　

　
　マイクロニードルが直接、真皮層に熱損傷を起こすことなくエネルギーを与えることで、肌が本来もつ創傷治癒機能がダメージを修復しようとし、コラーゲンやエラスチンなどの美しい肌を作り出す成分の増産が促されます。ニキビ・ニキビ跡、小ジワ、毛穴開大の改善など様々な肌の悩みに働きかけるマイクロニードルRF治療機としてはもちろんのこと、まったく新しい治療の選択肢として、肝斑や赤ら顔の根源的治療も注目されています。　

　
　POTENZAは従来のローラー型ニードルやニードルペンとは異なり、熱作用による効果も同時に期待できます。また高周波による止血効果も期待できるのでダウンタイムが短いことも特徴です。　

　
　エネルギーベースの機器とは異なり、色素に反応することなく熱作用によって効果を得るマイクロニードルRF「POTENZA（ポテンツァ）」は、すべての肌タイプ、あらゆる症状に効果が期待できます。　

　
　また、ポンピングチップに加え、新たに非侵襲治療が可能なDIAMONDチップもラインナップに加わり、患者様の治療の選択肢がさらに広がりました。当院では下記の3種類のコースからお選びいただけます。　

 

 

1. ドラッグデリバリー（CP-25）

　POTENZA独自のドラッグデリバリー機構搭載のポンピングチップを使用し、針先からRF(高周波)を照射するだけでなく、真皮層に確実に薬剤を届けることが出来ます。導入薬剤もお選びいただけます。　

ドラッグデリバリー機構搭載のポンピングチップ

　ポンピングチップには穿刺時に肌に陰圧をかけ、その後の陽圧によって薬剤を均一に浸透させる独自機構が搭載されています。　

導入薬剤

McCoom（マックーム）

McCoom（マックーム）の主成分はPLLAです。PLLAは以前から皮膚の陥凹治療に注射薬として使われていたのですが、ポテンツァのドラッグデリバリーシステムにより真皮層に注入します。PLLAは安全性に優れ、生体で分解、吸収されていくものです。体内に注入されると線維芽組織を刺激し、コラーゲンの生成を促すものと考えられています。ニキビによる凹み改善に効果が期待できるとされています。　

Exosome（エクソソーム）

Exosome（エクソソーム）にはコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞の働きを活性化する効果があるため、シワ、くすみ、ニキビ跡、毛穴、たるみ等、さまざまな肌トラブルに対して美肌効果が期待できます。
また、ターンオーバーの促進や抗アレルギー作用により、アトピーなどの肌の炎症やトラブルを沈静化し、肌の調子を整える効果も期待できます。　

sunekos®（スネコス）

sunekos®（スネコス）注射は、お肌を自然な若々しい見た目に導く、新しい概念の注射です。サラサラのヒアルロン酸と国際特許を取得した6種類のアミノ酸の成分が、老化により減少したコラーゲン･エラスチンの合成を増やして、衰えた真皮の細胞外マトリックスを再生します。バイオテンセグリティ（張力と圧縮力）を改善し、肌に弾力をもたらします。抗シワ･水分量増加･艶･弾力･たるみ毛穴予防、などの効果があります。　

グロースファクター（成長因子）

人は加齢とともに皮膚の真皮層のコラーゲンが減少し(繊維芽細胞の衰え)、ハリのあるみずみずしいお肌がなくなっていきます。
グロースファクター（成長因子）が真皮層に届くことにより線維芽細胞を刺激し、徐々にコラーゲン・エラスチン生成を促進させ、お肌にハリ・若返り効果を出します。　

FILLMED（フィルメド）

フィルメドは、肌の潤い・ツヤ・ハリ・透明感アップ、毛穴の開きや乾燥肌・くすみ・目尻の小ジワの改善など様々なエイジングケアに最適です。超高濃度ヒアルロン酸、ビタミン、アミノ酸、コエンザイム、ミネラル、その他抗酸化成分など合わせて54種類もの美肌成分が配合されています。　

BOTOX（ボトックス）

ポテンツァにBOTOX（ボトックス）を併用することで、深い筋肉層ではなく、皮膚の表皮〜真皮といった浅い層にボトックスを浸透させ、筋肉の機能は保ちながら筋肉の表面線維のみの働きを抑えることができると言われています。これにより、ナチュラルな表情のまま、小ジワを改善し、毛穴を引き締め、滑らかでハリのあるお肌へと導き、リフトアップにも効果的です。また、皮脂腺や汗腺などへ伝達している神経もブロックするため、皮脂の分泌を抑制し、肌のテカリを改善させ、ニキビを予防します。　

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は人体にもともとある物質です。コラーゲン組織の組織を保持する働きが認められており、肌組織の水分、潤滑性、柔軟性を保つのに役立っています。ヒアルロン酸の注入に使用される製剤は透明なジェル形態です。ヒアルロン酸の注入を行うと、もともと体内に存在していた自己のヒアルロン酸とともに皮膚にふくらみを持たせ、しわを隆起させます。　

プラセンタ

プラセンタには、保湿・美白作用・血行促進作用・抗酸化作用・基礎代謝アップなど、美肌につながるさまざまな作用があります。血行が促進され、新陳代謝が良くなることで、肌のターンオーバーが整います。また、プラセンタに含まれる成長因子により細胞の再生が促され、肌に弾力が生まれることで美肌効果が期待できます。
さらにシミの原因となるメラニン色素が作られるのを防いだり、抗炎症作用によりニキビを改善したりするなどの効果も。肌トラブルに悩まされている方や、若々しい肌を維持したい方にもプラセンタはおすすめです。　

2. 酒さ・赤ら顔/肝斑/毛穴/リジュビネーション(S-16/S-25)

　お肌に微細なマイクロニードルを穿刺し、針先からRF(高周波)を照射します。皮膚に損傷を与え、線維芽細胞を刺激し、創傷治癒を促すことでコラーゲンやエラスチンの増生を促します。これによりお肌にハリが出て毛穴を引き締めたり、クレーターのようなニキビ跡の改善が期待できます。また、肝斑や赤ら顔の治療にも効果的です。　

　
　従来のニードルやニードルペンとは異なり、熱作用による効果もあります。またRF(高周波)による止血効果も期待できます。　

3.ダイヤモンドチップ

　ダイヤモンドチップでのタイトニング治療は、1ショットでモノポーラとバイポーラが照射される独自の照射方式が採用されています。真皮深層までエネルギーを深く伝達するモノポーラと、表皮～真皮浅層に電極間で均一に密度の高いエネルギーを伝達するバイポーラを、効果的に皮下に伝達することができます。　

　
　コラーゲンの収縮により即時的な肌の引き締め効果が得られ、熱影響を受けた線維芽細胞は、中長期的にコラーゲンとエラスチンの増生を促します。顔のたるみを引き締め、毛穴の開きを改善し、肌のハリをアップし、小ジワをなくす効果が期待できます。　

ボトックス（アラガン社/ニューロノックス/リズトックス）とは

しわやたるみのある部位にボツリヌス菌（大腸菌の一種）が産生する毒素から抽出した成分の薬剤を注射することで、筋肉の働きを抑制する（麻痺させる）というものです。ボトックス注射を行うことで、額、眉間、目尻といった表情ジワを目立たなくさせることが期待できます。
施術は5分ほど、1回で終了します。効果は4～6ヶ月ほど続きます。

専用のピーリング薬剤を肌にやさしく押し込むようにマッサージしながら浸透させ、線維芽細胞を活性化させることによりコラーゲン増生を図り、肌にハリや弾力をもたらしていく治療です。
また同時に、コウジ酸のメラニン生成抑制作用によりシミやくすみも改善していきます。
キメの乱れやたるみからくる毛穴目立ちや毛穴のざらつき改善効果もあります。

ミラノリピールは、剥離効果に加えⅢ型コラーゲンに作用して肌の活性と若返りに寄与します。

また、皮膚を再生させる効果や肌の保湿も高め潤いのある素肌にしてくれる働きがあります。
主成分には、TCA（トリクロロ酢酸）、さらにラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸も配合されており、

目的の治療内容や施術部位によって使い分け、より効果的な治療を行います。

痛みや刺激、赤みの少ないマイルドピーリング剤

ミラノリピールの特長である2つの層には、それぞれTCA成分をやさしくマイルドに浸透させる働きがあります。

アルギニンや水酸化ナトリウム、スクワランなどが緩衝剤として作用し、皮膚の弱い方でも安心して施術を受けていただくことができます。

HIFU（ハイフ）とは高密度焦点式超音波という特殊な超音波テクノロジーを利用した、外科的手術や注射に頼らないたるみ治療機です。

短時間で施術が可能で、痛みや施術後の腫れも少なく、表面から３層の違った深さへ同時にアプローチすることで皮膚を内側から引き上げ、シワ・たるみを改善します。
特に、たるみの原因となっているSMAS筋膜は、通常のレーザーやRF（高周波）では届かない深い層にありますが、HIFUは深い層まで届くためSMAS筋膜を加熱することができ、高いリフトアップ効果が得られます。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸注射によるシワ、たるみの治療を行います。これは、ほうれい線のような深いシワや目の下、頬の下、フェイスラインなど気になるたるみに有効とされる治療法です。
ヒアルロン酸はヒトの体内に存在する物質でもあり、アレルギー症状や副作用などは出にくく、弾力成分のコラーゲン、エラスチンと共に潤いとハリに欠かせないものです。

加齢や紫外線などによって減少したヒアルロン酸を注射することで、口元や眉間などの深いシワから浅いちりめんジワまで、うるおいとボリュームを増やしてシワ・たるみをなくしていきます。
患者様お一人おひとりのご要望に応えられるよう、ヒアルロン酸の種類を多数そろえております。
ヒアルロン酸の種類により持続期間や注入後の硬さに違いがあります。
それぞれに特徴があり、注入する部位により、患者様のご希望に適したヒアルロン酸をご提案させていただきます。

加齢によって起こるたるみは、筋肉の緊張が徐々に衰え、皮下脂肪が減少するためにゆるんで生じます。
そこで、OBスレッドでは、円錐状のバイオコーンやコグ（トゲのようなもの）の付いた糸を挿入して組織へ引っ掛け、土台からたるみを持ちあげて、シャープで若々しいフェイスラインへと整えます。 また、糸周辺にできるコラーゲンなどの線維化組織が皮膚や皮下組織を支え、糸が吸収されてもリフティング効果が持続します。

たるみを改善する施術はレーザーや糸など様々ですが、伸び切ってしまった皮膚はこれらで治療をしても限界があり、たるみの度合いによって効果が変わります。
髪の生え際や耳の付け根辺りを小さく切開し、頬とフェイスラインのたるみを引き上げます。頬やフェイスラインなど、局所的なたるみを改善できます。
当院では切開法が2種類よりお選びできます。

• スタンダード法
  切開し皮膚の下を剥離し引き上げ、余った皮膚を切除し皮膚と皮膚を縫合します。
• アドバンス法
  スタンダード法に加え、皮膚と皮膚だけでなく中縫いで、SMASも引き上げ縫合します。

部分的なたるみには、個別のアプローチが可能です。
繊維によるリフトアップやレーザーだけでは効果が足りないたるみには皮膚を切除することで、たるみを根本的に改善する切開法が向いています。
コメカミリフトでは、コメカミの生え際や頭髪に隠れる部分を切開して、こめかみと目もとのしわやたるみを引き上げ縫合します。
耳下リフトでは耳たぶ周りを切開し、アゴからエラに向けてフェイスラインの引き上げを行い、マリオネットラインなどの改善します。

細胞の成長を促進させる成長因子が、グロースファクターと呼ばれています。
人は加齢とともに皮膚の真皮層のコラーゲンが減少し(線維芽細胞の衰え)、ハリのあるみずみずしいお肌がなくなっていきます。
グロースファクターはこの真皮層に成長因子を注射することにより線維芽細胞を刺激し、徐々にコラーゲン・エラスチン生成を促進させ、お肌にハリ・若返り効果を出します。

コラーゲン（Ⅰ型・Ⅲ型）を気になるシワに注入し、シワを除去していく治療法です。ボリュームや形成能力はヒアルロン酸に劣りますが、なじみがよく自然な改善になりやすいことや、Ⅲ型コラーゲンがもつ組織再生の力で青クマの改善も同時に行うことができることが特徴です。

皮膚の薄い部分にも浅く注入できるため、ヒアルロン酸などでは凹凸が出たりするリスクのあった目元の小ジワや口周囲の細かいシワに適しています。

ベビーコラーゲンは皮膚によく馴染むので、皮膚が薄い方や、よりナチュラルな仕上がりを希望する方、お肌にふんわり感を持たせたい方におすすめです。

PRP（自己多血小板血漿）療法は、ご自身の血液成分の中の血小板を利用して組織再生・傷の治療を行う再生医療です。
血小板には成長因子と呼ばれる細胞を元気に若返らせる成分があり、コラーゲン産生や毛細血管の新生など皮膚自体の再生力を高めるのでナチュラルに肌の若返りを図ることができます。
ご自身の血液を使用しますので、アレルギーの心配もありません。

首の縦ジワは隠しにくく、年齢を正確に表すと言われています。
首のしわやたるみはメイクで隠すこともできないため、「スカーフが手放せない」「タートルネックの服ばかり着てしまう」など、お悩みの方が多い症状です。
ネックリフトは、耳の後ろ側付近の余分な皮膚を取り除き、皮膚と皮膚の中のたるんだ筋膜を引き上げることで、首やアゴの縦ジワ・たるみを改善するリフトアップ施術です。
首のたるみは通常フェイスライン（アゴ下）であれば比較的改善が容易ですが、いわゆる首のたるみは改善が難しい場合もあります。

他のフェイスリフトやループリフトなどを組み合わせるとより大きな若返り、予防が期待でき、大変効果的です。

バッカルファットとは、頬の中央の深い部分にある柔らかい脂肪のことです。
大きさは卵の黄身ほどで、10代～20代前半頃までは頬の高い位置にありますが、加齢とともにだんだんと下がってたるみを促進します。
ほうれい線が目立つようになり、口角が下がり、口の横にブルドッグ状のたるみを引き起こします。その原因であるバッカルファットの除去を行う施術です。