日本人など黄色人種の特徴でもある目頭を覆っている上まぶたの皮膚(蒙古ひだ)を切開し、縫合することで目元の印象を変えたいと希望する方々に行われる施術です。具体的には、目を大きく見せたい、目と目が離れているといった方に適しています。
施術に関してですが、局所麻酔下で行われます。蒙古ひだ切除の方法には、Z形成(Z型の切開をし、皮膚を組み替えて縫合する)やW形成(W型の切開で皮膚切除を行って、W字で縫合する)といったものがあり、どの方法にするかは事前にカウンセリングをして決めます。術後に2~3日ほど腫れが見られ、内出血も見られますが2週間ほどで完全に消えるようになります。痛みなどを感じることはあまりありません。抜糸は術後1週間ほどかかります。また傷跡につきましては、施術直後は赤みなどがあって目立ちますが、1ヶ月ほど経過してそれらが消えるようになれば傷跡は多少残りますが、メイクなどで隠せる程度です。