TVやネット、雑誌などで『整形疑惑!?』『いじってる?』などなど、タレントさん達がよくからかわれている場面を見聞きします。
このようなやり取りの根底には、美容整形を忌み嫌うものとする考え方があるのはどなたもお分かりだと思います。
特に日本には、
『親からもらった身体にメスを入れるなんて・・・』
『自然に逆らうことをするのは良くない』
などという考え方があるのだと思います。
つくづく美容整形は嫌われものだなあと悲しくなってしまいます。
と同時に、例えば歯並びの矯正はしていないと『みっともない』とされる傾向がありますが、
歯列矯正は親からもらった身体に手を入れたり、自然に逆らったりしてることにはならないのでしょうか?
髪を染めること、パーマをかけること、お化粧をすること、なども親からもらった身体に手を入れることに・・・。もしかしたら病気を治療することすらも自然に逆らっていると言えなくもありません。
歯列矯正は賛美されて、美容整形は卑下される。
何だか不公平です。それでも若い世代の人には美容整形もかなり受け入れられるようになってきましたが、もっともっと意識が変わってほしいと常日頃から考えています。
また医学界の中でも美容外科医・美容皮膚科医の立ち位置はいわゆるアウトロー的な存在であるのは否定できません。
美しくなりたい、綺麗になりたい、という思いを実現させることは決して恥ずかしいことではなく、寧ろ称賛されてもおかしくない、自己実現、向上心の表れだとも思えます。
今後微力ながら美容外科・美容皮膚科に真摯に取り組み、世間的にも学術的にも美容の地位の向上に努めていきたいと思います。クリニックにてお待ち申し上げております.
世界一優しいドクターを目指して!
Original Beauty Clinic GINZA
美容外科専門医・美容皮膚科医 佐藤 玲史