台風や低気圧が近づくと、、、

台風10号が上陸し、特に西日本に大きな影響が出ていますね。どうか甚大な被害が出ないことを願うばかりです。

さて、台風や低気圧が近づくと、身体に違和感や異変を生じるという方はいませんか?

実は、台風や低気圧などが近づくと何らかの症状が出る『気象病』という病気が知られています。

Wikipediaの引用で恐縮ですが、

気象病(きしょうびょう、英: meteoropathy)は、近年認知されつつある病名で、気象の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。症状は「天気が悪いと古傷がうずく」といった天気痛のほか、メニエール病、喘息、めまい症、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気、など様々である。心臓発作や脳卒中のきっかけになり、生命にかかわる場合もある。

と掲載されています。(https://ja.wikipedia.org/wiki/気象病)

私も少し年齢がいってから、片頭痛や喘息の傾向を感じるのですが、やはり悪天候の前にこれらの症状が出ることが多い気がしています。

但し、この気象病の類は、なかなか科学的に実証しにくいこともあり、その存在を訝しがるドクターも多いです。

それでもこの『気象病』という言葉が徐々に市民権を得てきた背景には、

気圧の変化が血管を収縮させ、頭痛、腰痛、肩こりなどの痛みを誘発するという説や、気圧の変化が内耳に影響し、メニエール病やめまい、吐き気などをの原因となる説もあります。

また天候が悪化する方向へ向かうと誰しもが気分が落ち込む傾向にあるでしょうし、交通機関の麻痺や生活への影響を心配することも多いので、それらのストレスから精神的にふさぎ込んでうつ傾向になったり、体調を崩したりすることがあるのは、ある程度は理にかなったものと思われます。

私が以前、救急外来を担当していた頃、台風や大きな低気圧が近づいている頃は喘息をはじめとした患者さんが多く来院してきたことも、やはり『気象病』の正しさを実証しているのかもしれません。

 

ではその『気象病』の対策はどうしたら良いのでしょう?

気象病は、台風や低気圧の接近がその引き金になるのですが、台風や低気圧を防いだり、消し去ることは出来ません。

ですが、台風や低気圧が接近することが予め分かっていたら、症状の発症を予防することはできそうです。特に片頭痛をはじめとした頭痛には『トリプタン製剤』がよく効きますし、乗り物酔いの薬も、内耳の過剰な働きを抑えて、めまいや頭痛、メニエールの対策になると聞きます。

民間療法的な部分もありますが、是非、試してみる価値があるかと思います。

 

皆様のお越しをお待ち申し上げております。

A CLINIC 銀座 院長・指導医

美容外科専門医・美容皮膚科医 佐藤 玲史

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