美容外科医の本音⑤/Real intention⑤

久しぶりの『美容外科医の本音』シリーズです。今回も許されるギリギリのトークを展開しますね。

近年、美容医療が本当に身近になりました。

TVを見ても美容外科のCMを見ない日はありませんし、芸能人が実際に手術を受けて、ビフォーアフターを公開することさえ珍しくなくなってきました。電車に乗っても美容外科の広告が目に入りますし、InstagramやYouTubeで自身の美容医療体験を公開する人も多いです。

従って、美容医療を利用される患者様も飛躍的に増えていると思われます。

ですが、それに伴い問題点も増えています。

例えば、最新と呼ばれる技術や機器に加えて、専門医ではない美容外科の増加、価格競争など、様々な問題があります。

今回は、その中でも『最新と呼ばれる技術や機器』についてお話をします。

10年以上美容医療に携わっていた中で、数えきれないほどの技術や機器が登場しては消えていきました。勿論、中には美容医療に革新的な進歩をもたらし、現在のスタンダードとなった技術や治療も存在しますが、それらはほんの一握りです。

ですから、『最新』と謳う治療は少し慎重になった方が良いかもしれません。

何故なら、それらの多くは消えてゆく可能性が高いからです。

例えば、脂肪吸引の技術は『単純脂肪吸引』から始まり、主なものでも『超音波併用脂肪吸引』、『スマート〇ポレーザー』、『ボディ〇ェット』、『ベイ〇ー』、『ライポ〇ティック』、『アキー〇ル』などと進歩してきました。

(ギリギリのトークです(笑))

大手美容外科ではこれらのメニューをすべて取り揃え、カウンセラーがより新しいものを良いモノとしてオススメすることが行われています。

腫れない、出血が少ない、より多くの脂肪が取れる、安全などが謳い文句です。

と言うのはキレイごとで、新しいものほど高い値段設定で、高収益が望める構造になっています。

上記の脂肪吸引の幾つかを実際に何例も行ってきましたが、正直に言って、大きな差はないと言わざるを得ません。

それが証拠に、何故、いまだにより危険で効果の少ないとされる以前の脂肪吸引の方法がしっかりと残っているのでしょうか?

その理由は言わずもがなだと思います。

最新の脂肪吸引を著名な美容外科で受けた友人が腫れや内出血、痛みで苦しみ(彼は「のたうち回った」と言っていました)、その後も色素沈着や引きつれや凹凸に悩まされています。

そうです、美容医療を受ける前に、確かな眼が必要となります。

ただし良いモノを見極めることは、ドクターでも難しいことがあるので、患者様の側では尚更困難なことだと思います。

信頼のおけるドクター、親身に相談に乗ってくれるドクターを頼ってください。最低限『美容外科専門医』を取得されているドクターが良いと思います。専門医になるには、最低5年間の美容医療の経験が要求されるからです。

是非、私に相談にいらして頂きたいです。

 

前回の『美容外科医の本音④』(2019/04/10)でもお書きしましたが、

 

私は決して患者様に嘘は言いません

私は決して患者様に無理強いをすることはありません

私は決して患者様に不利益なことをしないと誓います

私は世界一優しいドクターであることを心掛けています

 

皆様のお越しをお待ち申し上げております。

A CLINIC 銀座 院長・指導医

美容外科専門医・美容皮膚科医 佐藤 玲史

関連記事

  1. 台風や低気圧が近づくと、、、

  2. あなたはもっと綺麗になれるはず!

  3. 大麻・麻薬・覚醒剤など①

  4. 『10年後の仕事図鑑』堀江貴文/落合陽一 共著

  5. なぜ医師の説明は煮え切らない?

  6. 上野氏の東京大学入学式祝辞

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。